腎臓・泌尿器
日本獣医腎泌尿器学会へ出席
昨日はお休みをいただいて
毎年夏の恒例行事となっています、日本獣医腎泌尿器学会へ出席してきました。
今回は、「腎臓緊急処置 チューブ造瘻術とステント設置術」
まあ、皆さんにとっては何のこっちゃわからない言葉がならんでいると思いますので、
噛み砕いて言うと、
何かしらの原因で尿の流れが滞ってしまうと
急性の腎障害(急性腎不全)になってしまいます。
現在の獣医医療では人の医学と同様に緊急的な処置が行えるようになってきており
腎臓から流れなければ腎臓に直接チューブを設置(腎瘻チューブ)
尿管で滞れば、尿管内にチューブを設置(尿管ステント)
膀胱から尿が出なければ・・・・
と言った具合に、人口物を使った治療法がテーマでした。
日本の最先端の治療や研究を担っている先生方が集まります。
各施設や先生ごとに少しずつテクニックや考え方の違いも聞くことができるので
本当に勉強になりました。
次回は、そんな最先端の治療法の1つ「尿管ステント」についてお話しようと思います。