予防医療
PREVENTION
当院の予防医療について
当院では、不必要な予防を強くお薦めすることはせず、飼育環境や行動に合わせて、その子に本当に必要な予防医療をオーダーメイドで行っています。ワクチンやフィラリア予防薬剤などは、より安全なものを選択することはもちろん、病気を持つ犬や猫にはさらにきめ細やかな予防医療のご提供を心がけています。健康管理に関するご質問なども随時受け付けていますので、獣医師や動物看護師までお気軽にお問い合わせください。
予防接種(ワクチン)
- 万が一、予防接種後に体調を崩した際にすぐに対応できるよう、できるだけ予防接種は午前中にお願いしています。
- 体調が悪い、持病があるなどの動物への予防接種は、基本的には行いません。
- それぞれの飼育環境や行動環境に合わせた、予防接種をおすすめしています。
- 抗体検査に関してもお気軽にお聞きください。
- お家に来たばかりの子犬や子猫への予防接種は、7〜10日経って環境に慣れてから行うようにしてください。
健康診断
シニア年齢とされる7歳以上の犬や猫へは、定期的な健康診断を利用されることをおすすめしています。
- 毎年1月から3月までの期間は、猫の健康診断キャンペーンとなっています。血液検査と尿検査を基本に、腎臓病やその他病気の早期診断を行います。
- 犬では、毎年のフィラリア検査時に、血液検査での健康診断も行うことができます。
- レントゲン検査や超音波検査などを含めた健康診断は予約制になります。ご希望の方はお電話またはご来院時にお問い合わせください。
フィラリア予防
- 犬に多いフィラリア症ですが、犬種によっては使用が危険な薬剤もあります。そのため当院では最も安全な薬剤のみ取り扱っています。
- 当院周辺にお住まいの場合、蚊が飛び始めてから1ヶ月後の5月の終わりに予防を開始し、蚊が飛び終わった1ヶ月後の12月まで行うことをお薦めしています。
- 病気を持つ犬でも予防することが可能です。
ノミ・マダニ予防
- 予防薬としては、チュアブルタイプとスポットオンタイプを選択していただけます。成分や効果の違いだけでなく、チュアブルを苦手とする子や、スポットが嫌いな子などいますので、その子にあったお薬を処方します。
- ノミ・ダニ予防の製品は、お店やネットでも購入可能ですが、確実に予防するためには病院で処方する医薬品を使用するのがおすすめです。
- 完全室内飼いの猫にノミ・ダニ予防は、特に必要とは考えていません。
※様々な危険を避けるため、猫は室内飼いするようにしてください。