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悪性腫瘍にため息 待合室のリニューアルと植木屋さん

5月は、毎週水腎症の子が来院。
 

やっと終わったと思いきや、6月は悪性腫瘍の嵐。

人も動物も、癌は死因の一位にあげられます。
 

病気になる子達を全て治してあげられればいいと願うのですが、なかなかそうはいきません。

 

特に悪性腫瘍の子達は、完治ということはほとんどなく、

外科手術で摘出に挑むのですがそれも全てがうまくいくとも限らず。

開けてみてみたら、頑固な癒着と血管新生で手がつけられないなんてことも。
 

そんな悪性腫瘍は一番上手くいって、

寛解(かんかい:腫瘍が悪させず静かになってくれている状態)をキープさせること。

外科手術や抗がん治療を行い、「癌と付き合って生きていく」。そのようなイメージとなります。
 

辛い症状をどうやって緩和してあげられるか?

看病している飼い主さんの気持ちをどうやって救ってあげられるか?
 

癌治療の時に限らず、我々獣医はそんなことをいつも考えています。が、

それにしても、手も足の出ない子達が続き何例も背負っていると、

時より思いを巡らし頭を抱え、ため息が増えます。
 

そんな6月。

今年は、梅雨なのに珍しく波も続き、気がついたら梅雨明け?のような連日の夏日。

ため息が理由ではないのですが、フレッシュな気分になれるように待合室の模様替えをしました。
 

以前から、置いてあった「ザミオクルカスさん」もう8年くらいになるでしょうか。

数年前に増えすぎたため株分けしたのですが、また株もどし?(こんな言葉あるのか知りません)。

今年はいつになくピカピカの新芽を出して頑張っていますが、どうにもバランスが良くなくなり。

自宅の方へ、ご隠居状態。

そんな中、新しい仲間が。

「カシワバゴムのバンビーノさん」。沖縄からいらっしゃいました。

ちなみに、誤解があるといけないのでくわえますが、

バンビーノって名前は私がつけたわけではなく、元からその名前です。

すらっと伸びた姿は、この種類には珍しく(植木屋さんが言ってました)

西日を避けるにもちょうどいい感じ。

まさに、柏餅の葉っぱに似ています。

それともう一つ、植木屋さんが「こんなのもありますけど、どうですかね?」

って提案してくれた、流木オブジェ。

嫁さんとスタッフとみんなで一目惚れ。がこれです。

流木にエアプランツ。

台座もおしゃれな感じに仕上がってます。

自宅の方には、以前購入したサボテンさんも(嫁さん所有)

ちょっと先っぽが伸びてきています。

何しろ、おしゃれな植物を色々と提案してくれる植木屋さん。

気になる方は、お気軽にお聞きください。

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